ホールに出てこない=サボり? 施設で起きがちな“見える仕事問題”

■ 導入:今日もまた聞こえてきた言葉

今日の日勤、朝から介護さんが一人休んでいて、現場はかなりバタバタしていた。

そんな中、また聞こえてきたのが、

「係長、出てこないよね〜」

いや、さっき先生来てたし、係長は係長で裏で書類や連絡対応と戦ってるんじゃないかな……と思いつつ、私は「無理じゃないかな〜」とだけ返して終わった。

午後の風呂場でも同じ話題が出て、

「今日2回目だなこれ」

と心の中で思いながら、

「役職者っていろいろあるからね〜」

と返しておいた。


■ そもそも「出てこない」のではなく「出られない」

役職者は、ホールにいない時間、だいたいこんな感じで燃えている。

  • シフト調整(欠勤対応含む)
  • 医師・家族・業者との連絡
  • 行政書類の締め切り対応
  • 事故報告の処理
  • 職員トラブルの調整
  • 会議資料作成
  • クレーム対応
  • 看護判断の最終責任

ホールに出たら仕事が終わらない。 ホールに出なくても仕事が終わらない。

これが役職者のリアル。

そして、ヒラの看護師も同じ。

ホールにいない時間は、配薬・記録・医師連絡・観察内容の整理など、見えない仕事が普通に山ほどある。


■ 現場は「見える仕事」だけが仕事じゃない

ホール業務は、忙しさが見えやすい。

一方で、裏方業務は何をしているか見えにくい。

だからこそ、

「出てこない=暇そう」

に見えてしまうこともあるのかもしれない。

でも実際は、見えない場所で現場を回している人もいる。

見える仕事だけが仕事じゃない。 見えない仕事が現場を支えてる。

今日の出来事は、それを改めて感じた瞬間だった。


■ まとめ:サボってるわけじゃないんだよ

「出てこない=サボってる」

現場では、そんなふうに見えてしまうことがある。

でも、役職者も看護師も、

“出られない理由”

を抱えながら動いている。

今日も現場は、見える仕事と見えない仕事、その両方で回っている。