明日の自分を助けるために、今日の私は5人の便処置をした。

土曜日勤務。

休日は看護師が一人になる。

しかも、明日のメンバーを見た瞬間、私は思った。

「あ、これは今日できることは全部やって帰ろう。」

午後一番で便処置を5人。

「明日やればいいじゃん」と思われるかもしれない。

でも、明日の私は一人しかいない。

休日は点滴、急変、内服、相談対応…。

看護師しかできない仕事が全部集まる。

そこへ便処置が重なると、一気に現場が回らなくなる。

だから今日、できる人は今日やった。

さらに、普段は水分摂取が少なく、1日300mL未満だと点滴が必要になる利用者さんにも、今日は何とか飲んでもらった。

もし明日も飲めなければ仕方ない。

でも今日飲めたことで、点滴を回避できる可能性は上がる。

全部、「明日の私」が苦戦しないための仕込みである。

未来の自分を助ける仕事

看護や介護は、その日の仕事だけでは終わらない。

「明日の勤務者が困らないように」

「休日勤務が崩壊しないように」

そんなことまで考えて動く日がある。

もちろん、毎回できるわけではない。

でも、明日の状況が見えているなら、今日できることは今日やる。

それが結果的に利用者さんのためにもなる。

明日の敵は…

正直に言う。

一番不安なのは業務量ではない。

メンバーである(笑)。

「やりたい仕事だけやるベテラン男性が二人。」

「おしゃべりは好きだけど、なかなか動かない職員が一人。」

休日の看護師は私一人。

だからこそ、前日にできる準備は全部して帰った。

明日の私へ。

昨日の私、結構頑張ったぞ。

あとは頼む(笑)。