求人票には「始業8:30」。外来7割・デイケア3割。面接でも同じ説明を受けて、「これなら保育園の送りも間に合うし、ちょうどいいな」と思った。
でも初日に言われた。
「朝礼あるから8:00集合ね」
あれ、もう始業8:00では…?
この時点で、うっすら違和感。
始業時間のトリック(朝礼30分前集合)
看護界の“暗黙のサービス早出”は知っていたけれど、ここは堂々と「朝礼だから残業じゃない」という理論だった。
いや、朝礼も仕事では…?と思いながら、誰も突っ込まない空気に合わせるしかなかった。
看護や介護の現場って、業務マニュアルより“空気を読めるか”の方が重視される場所がある。
外来7割と言われたのに、デイケア7割だった
面接では「外来メイン」と言われていたのに、実際はデイケアにほぼ固定。
「人手が足りないから」の一言で、配分なんて簡単にひっくり返る。
看護界の“配属詐欺”は本当に多い。
デイケアの“主オバ”の圧と、静かないじめ
デイケアには、どこにでもいる“主”みたいな古株さんがいた。
私はヘコヘコするタイプじゃないから、最初から気に食わなかったんだろうな、というのは自分でもわかっていた。
情報共有はほとんどしてくれない。
申し送りも必要なところだけ抜かれている。
でも仕事で困ると「なんで知らないの?」と言われる。
看護部長に「デイケアが合わない」と相談したら、その日のうちに“デイケアは情報共有して仲良く働きましょう”というおふれが出た。
もちろん、誰が言ったかは一瞬でバレる。
主オバは聞こえるように、
「余計なこと言う人がいるからねえ」
と嫌味を言い始めた。
ああ、これはもう無理だな、と思った。
身体が壊れ始める(退勤後の悪寒)
仕事中は普通に動けるのに、退勤のタイムカードを押した瞬間に悪寒が走る。
張っていた糸が切れるみたいに、一気に寒気が来る。
帰り道で急に「早く帰らないと倒れる」と思う日が増えた。
仕事がつまらなくて、行くのが憂鬱になっていた。
そして、いつものパターンが来た。
インフル → 胃腸炎 → インフル。
合わない職場にいると、私は100%こうなる。
身体は正直だ。
インフルが治ったタイミングで、静かに決断した
直前に子どもも体調を崩して、私もインフルで出勤停止になって、その間にいろいろ考えた。
「長期で休んじゃったし、迷惑かけたし、それに……やっぱりデイケア無理だな」
そう思ったら、もう戻る理由がなかった。
職場に電話して、
「すみません、やっぱり辞めます」
と伝えたら、
「病棟に異動してもいいよ」
と言われた。
でも、もう遅い。
嘘を重ねられた後の“異動”は、ただの延命措置にしか見えなかった。
引きずらないタイプなので、転職活動に集中した
私は引きずらないタイプなので、辞めると決めた瞬間からスイッチが切り替わった。
インフルが治った頃には、もう気持ちは次の職場に向いていた。
転職エージェントと話を詰めたり、求人を見比べたり、条件を確認したりして、むしろ前より忙しくなった。
あの職場のことを考える時間は、ほとんどなくなっていた。
違和感は最初からあった
思い返せば、違和感は最初からあった。
始業時間の話も、
外来7割の話も、
デイケアの空気も、
主オバの態度も。
どれも小さな違和感だったけれど、それが積み重なると身体が先に壊れる。
その違和感を無視したのは、私じゃなくて職場の方だった。
無理なところに居続ける必要はない
無理なところに居続ける必要はない。
仕事なんて、いくらでもある。
身体が壊れる前に、
心が折れる前に、
子どもの生活が巻き込まれる前に。
「ここは違うな」と思ったら、そっと離れていい。
看護師は、環境で壊れる。
でも、環境を選び直すこともできる。
我慢し続けることだけが、“責任感”じゃない。
エージェントにも当たり外れはあるけど、それでも私はもう直接交渉はやらないと決めている。 自分で全部やるのは、正直しんどすぎる。基本めんどくさがりだから🤣
今すぐ転職するわけじゃなくても、
“他にも職場あるんだな”って見るだけで、ちょっと気持ちラクになる時あります。